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202302.14
鹿児島⇔宮城 堆肥ペレット・稲わら広域流通実証試験開始
JA鹿児島県経済連とJA全農みやぎは、令和5年2月6日(月)および2月9日(木)より堆肥ペレットと稲わらの広域流通実証試験を開始いたしました。
現在、国内農業を取り巻く環境は、原料高騰や為替の円安等により生産資材が高騰し、厳しい状況が続いています。そこで、畜産が盛んな鹿児島からはペレット状に加工した堆肥を宮城へ、稲作が盛んな宮城からはロール状に巻いた稲わらを鹿児島へ広域流通し、国内資源を最大限利用する実証試験を行います。
JA鹿児島県経済連 出原理事長は「今回の実証試験を皮切りに、国内資源の有効活用や安定供給を図り、食料安全保障問題の解決の一助となることを期待している」とあいさつし、また、今回の取り組みを共に進めていただく、JA全農みやぎ 大友県本部長は「今回の全国域での耕畜連携の取り組み、みどりの食料システム戦略の目指す姿に少しでも近づけるよう、各地域の資源を有効活用し、その地域と地域の助け合いをぜひとも形にしていきたい」とあいさつされました。
今後も、JA鹿児島県経済連とJA全農みやぎは、広域的な『耕畜連携』を積極的に行い、国内での資源活用を促進し、持続的な農業の実現に向けた取り組みを進めます。
【問い合わせ先】経済連 企画開発課 ℡099-258-5315