会長挨拶
この度は、JA鹿児島県経済連のホームページを閲覧いただき誠にありがとうございます。 私たちJA鹿児島県経済連は、組合員・JAと共に、持続可能な農業の実現に向け、協同組合の原点である相互扶助の精神のもと「未来へ続く農業への変革」や「豊かな地域の創造」に挑戦してまいります。ロシアによるウクライナ侵攻の長期化や記録的な円安による燃油や穀物・肥料原料等生産資材価格の高騰、また、高病原性鳥インフルエンザやCSF(豚熱)、サツマイモ基腐病などの家畜疫病や病害虫の発生により農業生産に大きな影響を受け、さらに食料安全保障の重要性が強く認識されております。このような中、堆肥入り低コスト肥料の開発や病害虫からの脅威に対応する植物病院の開設、また、広域配送センターの設置による生産資材の安定配送・供給など今後も鹿児島県農業の発展に向けて、未来を見据えた取り組みを強化してまいります。本県は、第12回全国和牛能力共進会において、前回大会に引き続き2大会連続の日本一に輝いた鹿児島黒牛をはじめ、かごしま黒豚や茶美豚などの畜産物や温暖な気候や南北600㎞にわたる優位性を活かして栽培された、ばれいしょや豆類、大将季、紅甘夏、お茶など、魅力あふれる農畜産物を多数有しており、特色ある「旬」の商品を全国の消費者にお届けしてまいります。今後も私たちは、「食」と「農」を通じて生産者・消費者・地域生活者に「幸せ」と「笑顔」を提供する組織として、持続可能な農業と社会づくりに貢献してまいります。
経営管理委員会会長
柚木 弘文