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202110.17放送

早生温州みかん

  • 川原田レポーター

    今日のたわわのわは太陽をいっぱい浴びて育った早生温州みかんを紹介します。

川原田さんがやってきたのは出水市高尾野町。出荷を目前に控えた9月下旬。早生温州みかん生産者の椎木広美さんを訪ねました。

  • 川原田レポーター

    たくさんの数のみかんがなってますね。

  • 早生温州みかん生産者 椎木広美さん

    大体この畑で3トン近くあると思います。

  • 川原田レポーター

    3トンですか。

10月下旬から出荷が始まる早生温州みかん。この畑で栽培されている品種はかごしま早生。JA鹿児島いずみでは、こだわりみかんという名前で出荷しています。

  • 川原田レポーター

    みかんの味の特徴って気になります。

  • 早生温州みかん生産者 椎木広美さん

    このかごしま早生、こだわりみかんは食味のいい美味しいみかんになっております。

  • 川原田レポーター

    このこだわりみかんを作る上で基準とかもあるのですか?

  • 早生温州みかん生産者 椎木広美さん

    味の基準としては糖度10.5度以上、クエン酸1%未満で完熟したものを出荷しています。

  • 基準値を満たした美味しいこだわりみかんを作るために栽培方法にもこだわっています。

    • 川原田レポーター

      気になったのですが、この白いビニールシートでしょうか?これはどういったものですか?

    • 早生温州みかん生産者 椎木広美さん

      タイベックシートといいまして、6月の梅雨明け以降雨が根から吸収されないように、また光の反射を利用して果実の色が良くなるように被覆しております。

    • 川原田レポーター

      今年のみかんの出来はどうですか?

    • 早生温州みかん生産者 椎木広美さん

      今年のみかんとは6月の梅雨の時期は例年通りだったのですが、その後8月に長雨がありましたよ。シートを張っているのですが、やはり雨の量が多かったものでクエン酸の率が下がってしまいまして、糖度ののりが悪くなったのです。そこでJAの果実課の指導員に相談のもと「クエン酸資材」を使い、糖度上昇を図り、例年並の美味しいみかんができています。

    • 川原田レポーター

      なるほど。皆さんの工夫によって今年も美味しいみかんをいただくことができるのですね。

    ここで出荷前のみかんを特別にいただきます。

    • 川原田レポーター

      みかんの果肉がぎっしり詰まっていて、酸味と甘みのバランスがとっても良く美味しいです。

    • 川原田レポーター

      今後の目標教えてください。

    • 早生温州みかん生産者 椎木広美さん

      保育園に通う子供が3人いるんですよ。その子供たちがこだわりみかんを食べて「パパのみかん美味しい」と言ってくれます。他の子供たちにも2つ3つと食べてもらって安全・安心な美味しいみかんをこれからも作っていきたいと思います。

    • 川原田レポーター

      子供たちの表情を見るとどんな気持ちですか?

    • 早生温州みかん生産者 椎木広美さん

      嬉しいですね。

    こだわりみかんはJA鹿児島いずみのオンラインショップや県内Aコープなどで購入することができます。

    • 川原田レポーター・早生温州みかん生産者 椎木広美さん

      JA鹿児島いずみのこだわりみかんを食べてください。お願いします。