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202301.22放送

きんかん

  • 池ノ上レポーター

    今年もきんかんがおいしい季節がやってきました。ということで今日のたわわのわはJA南さつまのきんかんを紹介します。

やってきたのは南九州市川辺。ここできんかんを育ててる薗田さんのハウスに伺いました。

  • 池ノ上レポーター

    品種ってどんなものなんですか?

  • きんかん生産者 薗田 洋資さん

    名前の方は「きんかん春姫」という名前がついてまして、完熟で出すおいしいきんかんです。大玉で花が咲いてから210日ほど経ったきんかんですね。

鹿児島県を代表する「かごしまブランド産品」として、きんかんが指定されており、その中でもJA南さつま管内のハウスで栽培され、糖度16度以上・Mサイズ以上のものを「きんかん春姫」という名で出荷しています。酸味が少なく、とっても甘いきんかんなんです。

  • 池ノ上レポーター

    出荷時期としては、いつ頃から出荷が始まるのですか?

  • きんかん生産者 薗田 洋資さん

    1月上旬から2月末ぐらいまで。

  • 池ノ上レポーター

    きんかんというと12月くらいから出荷が始まっているというイメージですが、それよりも遅いですね。

  • きんかん生産者 薗田 洋資さん

    そうですね。早採りというわけではなく、じっくり時間をかけて完熟したおいしいきんかんを食べてもらいたいというわけですね。今年もおいしいきんかんが出来ていますので、よければぜひおひとつ採って食べてください。

  • 池ノ上レポーター

    えっ、いいんですか。

  • きんかん生産者 薗田 洋資さん

    どうぞ。

ということで採れたての「きんかん春姫」をいただくことに。まずは収穫します。

  • 池ノ上レポーター

    おっ、すごい、大きい。とっても甘いですね。この皮も柔らかくて、完熟という感じがすごくしますね。とってもおいしいです。

  • 池ノ上レポーター

    糖度だったり、大きさだったり、基準をクリアしていくのは大変ではないですか?

  • きんかん生産者 薗田 洋資さん

    はい。そうですね。大玉を作るために大変なところというと、収穫後の剪定だったりとか、良い花をつけるための良い枝を作る。良い枝を作るために、なるだけ早く剪定をしてあげて来年の芽をつくることです。うちの母だったり、手伝ってくれる方にお願いして作業するので、摘果作業に来てもらう方達も「今年のきんかんも大玉になってるね」と喜んだり、「暑い時期に作業した結果大きくなっている」と感じながら、一緒に収穫したりしています。

厳しい基準をクリアして出荷される「きんかん春姫」。2月末頃まで出荷され、JA南さつまのオンラインショップやおいどん市場、県内のAコープなどで購入することができます。

  • 池ノ上レポーター

    JA南さつまの「きんかん春姫」。

  • きんかん生産者 薗田 洋資さん

    自慢の逸品です。