tv

202308.27放送

「産学連携」の取り組み

  • 川原田レポーター

    今日のたわわのわは鹿児島県経済連が行っている産学連携事業について紹介します。そのためにもまずは調査してきます。

JA鹿児島県経済連が行っている産学連携事業とは?企画開発課の中山さんに教えてもらいます。

  • 川原田レポーター

    中山さん、産学連携事業とはどんなことを行っているのですか?

  • JA鹿児島県経済連 企画開発課 中山 翔太さん

    鹿児島県には魅力的な農産物がたくさんありますが、まだまだ知られていないのが実情です。そこでまず若者、主に首都圏の大学生に鹿児島県農畜産物について知っていただき、新たなファン作りを行うことを第一目的としています。そして、最終的には学生の皆さんに鹿児島県産農畜産物をPRするための方法を一緒に考えていただきたいと考えています。

今回は中央大学三浦教授と学生36人が鹿児島を訪れ、鹿児島の歴史や農畜産物について学び、JA鹿児島県経済連の施設なども見学しました。

  • 川原田レポーター

    今回、どうして経済連と一緒に取り組みを行なおうと思ったのですか?

  • 中央大学 商学研究科 三浦 俊彦教授

    マーケティングをゼミでやっているのですが、マーケティング・経済学は本で勉強するのが基本ですよね。それが実地でどう応用され戦略になっているかを知ることが一番重要です。理論だけではなかなか実際にマーケティングまでいかない。実際、現場の方々の課題を聞いてそれに対してどう展開していくのか、またご批判をいただくことが凄く勉強になります。そういった意味では、今回物凄くいい機会になったと思います。

また、プレゼンテーションもおこなわれました。テーマは第12回全国和牛能力共進会で日本一に輝いた「鹿児島黒牛」を他の和牛ブランドに負けないよう東京で販売する方法です。

  • 川原田レポーター

    今回のテーマで難しかった所はどのような所でしたか?

  • 中央大学 学生

    鹿児島黒牛は日本一をとるくらい高い品質にもかかわらず多くの人がブランド名を知らないので、そこをどう知ってもらうかを考えるのが大変でした。

  • 川原田レポーター

    今回活動や取り組みに参加してどうでしたか?

  • 中央大学 学生

    やはり我々が考えたアイデアや戦略をこういった場の中で披露する機会がなかなかないと思いますので、そういった貴重な機会をいただけて今回本当に嬉しく思いますし、貴重な経験になったかなと思います。

  • 川原田レポーター

    今後の展開について教えてください。

  • JA鹿児島県経済連 企画開発課 中山 翔太さん

    今回の取り組みだけではなく今後も鹿児島県産農畜産物のPRに焦点を当てたテーマで学生の皆さんとの取り組みを行なっていきたいと思います。

  • 川原田レポーター

    今後の展開が楽しみですね。