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202406.16放送

パッションフルーツ

  • 池ノ上レポーター

    今日のたわわのわはJA鹿児島きもつきのパッションフルーツを紹介します。

やってきたのは南大隅町。 こちらはパッションフルーツ生産者の濵田祐一朗さん。 ルビースターという品種を育てています。

  • 池ノ上レポーター

    ルビースターの味の特徴はどんな感じですか?

  • パッションフルーツ生産者 濵田祐一朗さん

    初期の頃は結構酸味が残ってますけれども、置いておくと酸味が抜けて甘みがありすごくおいしいです。

  • 池ノ上レポーター

    いいですね。

パッションフルーツの栽培は9月上旬から始まり、受粉作業などを経て5月上旬から出荷が始まります。 比較的育てやすいくだものですが、手間がかかることも多いそう。

  • パッションフルーツ生産者 濵田祐一朗さん

    受粉を蜂でやっている人と手受粉でやっている人がいまして、僕の場合は手受粉ですべてしています。

  • 池ノ上レポーター

    手でやるとなるとどれくらいの数をやるのですか?

  • パッションフルーツ生産者 濵田祐一朗さん

    一日多い時は約2,000個くらいやって、お昼ぐらいから夕方まで受粉作業をしています。

  • 池ノ上レポーター

    うわっ、確かに手間はかかりますね。

出荷までの間は実に養分を行きわたらせるように脇芽取りという作業を大切にしているそうです。

  • 池ノ上レポーター

    作業される時、ほかに何か大変なことはありますか?

  • パッションフルーツ生産者 濵田祐一朗さん

    あまり根を詰めない方が僕はいいと思っていまして、実際取ってもまたすぐ出てくるんですよ。だから、あまり神経質になりすぎないことが大事だと思っています。

  • 池ノ上レポーター

    なるほど。大変なんだけれど、あまり大変だなって思わないようにするんですね。

  • パッションフルーツ生産者 濵田祐一朗さん

    自分のペースでやっていかないと、余計つらくなってくるので。

  • 池ノ上レポーター

    じゃあ、南大隅町の気候と同じようにおおらかな感じでされるんですね。

  • パッションフルーツ生産者 濵田祐一朗さん

    それが一番です。

収穫後は濵田さんが楽しみにしていることがあります。

  • パッションフルーツ生産者 濵田祐一朗さん

    準備しておいておくと良い香りが充満してくるので、すごく幸せな気持ちになります。

  • 池ノ上レポーター

    いいですね。

ここでパッションフルーツを試食。収穫したてと追熟させたものを食べ比べします。

  • 池ノ上レポーター

    収穫したてのパッションフルーツをご用意してもらいました。いただきます。程よい酸味でおいしい。この種の食感がまたいいですよね。

次は追熟させたもの。

  • 池ノ上レポーター

    全然違う。甘さがぐっと上がってますよね。

  • パッションフルーツ生産者 濵田祐一朗さん

    よかったぁ。

JA鹿児島きもつきのパッションフルーツはどっ菜市場(鹿屋市)で購入することができます。 最後に濵田さんの今後の目標を聞きました。

  • パッションフルーツ生産者 濵田祐一朗さん

    精度を上げてより良いものを作っていきたいなと思っています。