会長挨拶

この度は、JA鹿児島県経済連のホームページを閲覧いただき誠にありがとうございます。 はじめに、農業を取り巻く情勢は、不安定な国際情勢を背景に、飼料や肥料、燃料などの生産資材価格の高止まりが農家経営を圧迫しており、また異常気象による夏場の高温や水害が農畜産物の生産に多大なる影響を与えるなど、大変厳しい状況が続いています。 このような中、私たち経済連グループは、「ふるさとの農業と食、私たちの地域を未来へつなぐ」ことを使命とし、「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」を目標にグループ一体となった事業を展開しております。農業を基軸とした本会事業においては、農畜産物の有利販売や生産資材の安定供給を継続して進めるとともに、環境や社会課題に対応しカーボンクレジットの創出や地域資源を活用した低コスト肥料の開発・供給など、持続可能な農業と社会づくりを目指した新たな取り組みも進めております。 あわせて、第12回全国和牛能力共進会において、前回大会に続き日本一となった鹿児島黒牛やかごしま黒豚などの畜産物に加え、令和6年産荒茶生産量が全国1位となったかごしま茶、温暖な気候と南北600㎞にわたる本県の地域特性を活かして栽培された、ばれいしょや豆類、大将季等、魅力あふれる新鮮な農産物を全国の消費者にお届けしてまいります。 今後も私たち経済連グループは、農家組合員が希望を持って営農に取り組み、消費者の皆様に喜んでもらえる事業やサービスを県下の会員JAと一体となって目指してまいります。
経営管理委員会会長
柚木 弘文